どうも。みちをです。
革の種類を紹介するシリーズ、第三弾です。
これまでは、
牛革や、
馬革などについて紹介しましたが、
今回は「山羊革」などを中心に紹介したいと思います。
それではいきましょう!
1 ゴートスキン
ゴートスキンとは、「成山羊」(大人の山羊)の革です。
繊維組織が細かいので弾力があります。
また、ゴートスキンはスレや型崩れにも強いことから、靴やバッグによく使われます。
米海軍のG-1 はゴートスキンを使っています。
*ゴートスキン まとめ*
・弾力がある。
・スレや型崩れにも強い。
・米海軍のG-1にはゴートスキンが使われている。
*ゴートスキンの製品*
2 キッドスキン
キッドスキンとは、生後6ヶ月前後の子山羊の革のこと。
ゴートスキンよりも柔らかく、キメが細かく、薄いです。
なのに、丈夫さも兼ね備えています。高級婦人靴や手袋に使用されることが多いです。
*キッドスキン まとめ*
・生後6ヶ月の子山羊の革のこと。
・ゴートスキンより柔らかく、キメ細やか。
・薄いが、丈夫。
*キッドスキンの製品*
3 シープスキン
シープスキンは、生後1年以上経った羊の革のこと。
しっとりと手に吸い付くような触り心地に、柔らかくも丈夫、といった特徴が
ゴートスキンに似ていますが、ゴートスキンよりは繊維組織が荒めです。
軽量で保温にも優れるので、ジャケット、コート、手袋などに使われます。
*シープスキン まとめ*
・生後1年以上経った羊の革。
・しっとり柔らかく、しかも丈夫。
・ゴートスキンより繊維組織が荒い。
*シープスキンの製品*
4 ラムスキン
生後1年未満の子羊の革が「ラムスキン」です。
毛穴が小さいのでキメが細かく、しっとりと吸い付くような銀面。
シープスキンと同じく、ジャケットや手袋、コートなどにも使われます。
子羊の皮は、取れる量が少ないため希少価値が高く、羊革の中でも高級品です。
ちなみに、こちらもゴートスキンより繊維組織が荒めです。
*ラムスキン まとめ*
・生後1年未満の子羊の革。
・キメ細やかで吸い付くような触り心地。
・保温にも優れる。
*ラムスキンの製品*
いかがだったでしょうか?
羊や山羊の革にもこんなに種類があるんですね。
次回は、「エキゾチックレザー」について紹介したいと思います。
ありがとうございました。
それではまた。