どうも。みちをです。
今回は、前回の続きである、エキゾチックレザーの紹介をしたいと思います。
前回までの革の紹介はこちら:
それでは早速いってみましょう!
- 1 ダチョウ革
- 2 シャークレザー(シャークスキン・鮫革・サメ革)
- 3 アンティーターレザー(センザンコウレザー・穿山甲革)
- 4 エレファントレザー(象革)
- 5 スティングレイレザー(海鷂魚革・エイ革)
1 ダチョウ革
1-1 オーストリッチ(ダチョウ革)
オーストリッチは、ダチョウの絶滅を守るために、革をとっていい数に限りがあり、
しかも、綺麗な模様(=クイルマーク。毛を抜いた痕)
の入ったものが少ないなどの理由で、エキゾチックレザーの中でもかなり貴重な部類です。
また、他の革より強度が強く、牛革の何倍もの強度だと言われています。
しかも、とても軽いという特徴もあります。
1-2 オーストレッグ(ダチョウの足の革)
オーストレッグは、ダチョウの足の革のことをいいます。
クロコダイルのウロコのような模様がエキゾチックです。
ダチョウの革は、ワシントン条約で守られているので(詳しくは前回を参照)、
オーストリッチだけでなく、オーストレッグも大変貴重です。
*ダチョウ革 まとめ*
・強度が強く、軽い。
・貴重である。
・クイルマークや、ウロコのような模様など、
エキゾチックな模様が多い。
*ダチョウ革の製品*
2 シャークレザー(シャークスキン・鮫革・サメ革)
エキゾチックレザーの中でもバツグンの機能性を誇る、シャークレザー。
軽くて、引っ掻き傷や水に濡れにも強く、しなやかで手にも馴染みやすい!
機能性が高い一方で、貴重なのもシャークレザーのポイント。
養殖ができず、加工も難しいんです。
エキゾチックレザーは見かけだけじゃない。
それを世に知らしめたのがシャークレザーだと、みちをは思います。
*シャークレザー まとめ*
・機能性がとても高い
・貴重である
・エイジングが美しい
*シャークレザーの製品*
3 アンティーターレザー(センザンコウレザー・穿山甲革)
現在ワシントン条約により輸入が禁止されているため、
これは中でもかなり希少です。
ひし形のような模様があるのですが、非常にエキゾチック!
一度はお目にかかりたい逸品です。
・ワシントン条約により輸入が禁止されている。
・そのため、非常に貴重。
・ひし形のような模様がある。
4 エレファントレザー(象革)
こちらも、ワシントン条約により厳しく規制された希少価値のある革です。
現在はアフリカゾウのみの取引です。美しい模様や独特のシボがあり、
しかも非常に丈夫です。革を取る部位は鼻、耳、体の3つ。
どれも多様な表情を見せてくれます。
*エレファントレザー まとめ*
・ワシントン条約により厳しく規制されている。
・美しい模様やシボがある。
・鼻、耳、体の3つから革を取る。
*エレファントレザーの製品*
5 スティングレイレザー(海鷂魚革・エイ革)
スティングレイレザーは、まるで宝石を敷き詰めたような美しさが人気です。
牛革の10倍もの強度があると言われてきました。
古くからアジアではスティングレイレザーを「神の目」として崇めてきました。
なんとも神秘的な逸品です。
*スティングレイレザー まとめ*
・宝石を敷き詰めたような美しさ。
・牛革の10倍もの強度。
・古くから「神の目」として崇められてきた。
*スティングレイレザーの製品*
前回の紹介と合わせて、記事の文字数はなんと6000文字以上です!
でも、これはまだエキゾチックレザーの氷山の一角…。
これからも、エキゾチックレザーなど、革の紹介をしていきたいと思います。
ありがとうございました。
それではまた。