-Abbey Road-

みちをはみちをの道を行く。

【レビュー】ヤフ○クで買ってみた激安「茶芯ホースハイド」⁈の革ジャンを一年間着倒してみた

どうも、みちをです。

今回は、一年前にヤフ○クで買ってみた激安の

"茶芯ホースハイド"の革ジャンを一年間着倒した結果をレビューします。

 

 

1 ヤフ○クで28000円(即決) で買った新品の革ジャン…

父から、ホースハイドの良さを仕込まれ、

すっかりホースハイドに魅了されていた一年前のみちを。

父と二人で「これが良いんじゃない?」とか言いながらヤフオクを見ていたら、

こんなものを見つけました。

 

茶芯 ライダースジャケット レザージャケット

シングルライダース ホースハイド 本革 革ジャン 馬革 植鞣し メンズ S~4XL」

28000円

 

安‼︎

 

ルイスレザーとか、有名企業は20万円越えとかもザラです。しかも茶芯?

茶芯に関して詳しくはこちらを

 

mitiwo.hatenablog.com

mitiwo.hatenablog.com

mitiwo.hatenablog.com

ご覧いただければ幸いですが、

とにかく安くて良さげ。

ちょうどお年玉シーズンでしたので、

お年玉を全額突っ込んで買ってしまいました。

 

2 買ったは良いが

10日で届きました。

開けてみると、異様な匂いがします。

えっっ。少なくとも植鞣しではない気がする…。

明らかに人工的な匂いだ…。

 

しばらく着ていたら、頭痛がしました(直接関係は不明ですが)。

 

や、やばい…。死ぬ…。

匂いを取るために、洗濯機にぶち込み、2回ぐらい洗いました。

ホースオイルも入れて。ようやく少しは匂いが治りました。

 

それから、休みの日は毎日毎日着るようになりました。

背中のバックルが何もしてないのに(洗濯したから…?)取れたり、

革の断面を発見したが堂々と灰芯だったり、

製品表示が中国語だったり(一応马皮=馬革とは書いてあった)いろいろありました。

 

馬革はもちろんですが、茶芯‼︎というところに重きを置いていました。

いつ茶芯が出てくるかワクワクしてましたが、そんな中

革の断面が茶色くないことに気づいきました——。本当に泣かんばかりでした。

 

ルイスレザーのホースハイドは茶芯じゃない…多分…とか思いながら

なんだかんだで一年着倒しました。

 

ということで、1年間着用したエイジングとレビューをこれから紹介いたします。

 

3 エイジング紹介&レビュー

切る前の画像は、残念ながら撮っていませんでした。

ヤフオクで検索していただければ幸いです。

 

アームホールに、ホースハイド特有の畝るような美しい皺=蛇腹が‼︎これぞホースハイド!

(これまたホースハイド特有の)革の艶とブラスのタロンが、

両者を引き立て合っています。

 

 

背中も、贅沢な一枚革!美しいシボが下の方にうっすら出ています。

革ジャンが自分の形になる。至福です。

いきなり外れた問題のバックルです…

いい雰囲気は出てます。

傷跡。茶色くない…。

いいですね。茶芯かどうかは置いといて、とにかくホースハイドはエイジングが極上です。

革鳴きします。

革ジャンに袖を通して、腕を屈伸するとギュウッ、ギュウウッと音がします。

それを革鳴きというわけです。

イイです。めっちゃイイです。このシボ。

着用する度に、この腕のシボが見れて、幸せな気分になります。

ポケット。タロンジップです。

胸ポケットもタロン。

もちろんフロントジップもタロン。

引き手が燻んで、ヴィンテージライクな表情になってます。

内側もいい感じにシボが出てます。ジッパーの歯の一つ一つが燻んで、

それがホースハイドと相まり、もはや芸術‼︎

「金(ブラス)」×「ブラックホースハイド」の組み合わせ、最高です。

胸ポケット付き。チェックのライニングがポイントですね。

チャイナ感に溢れる成分表示。

商品名:本革の衣服

生地構成:高品質の馬の革(ジェネラル・ホースハイド、ってことか?)

産地:青島・山東

 

Google マップより

ここか〜。

 

というか、製品表示に空白の所がいくつかあるけれど(型号とか规格とか)、

これはどういうことなんでしょうか…?

 

見えづらくて申し訳ありませんが、

サイズは「XL」とあります。が、私みちをはそんなにデカくありません。

ヤフ○クに、「サイズに関して質問があったらお答えします」的なことが

書いてあったので、セラーに問い合わせたら、

「大きめの方がいい」みたいな旨の返答が返ってきたので、XLにしました。

みちをはジャストサイズでした。検討する際は、一回セラーに問い合わせたらいいかもです。

 

 

手首はジップでなくボタンです。

多分、"DOUBLERL Ralph Laulen MANHATTANNY N.Y."

とあります。

 

訳すと、

「ダブルRL ラルフローレン マンハッタン ニューヨーク」(そのまんまですが…)

 

「ダブルRL」とは、別名「RRL」とも呼ばれる、

ラルフローレンが1993年ごろに設立したブランドの事らしいです。

「ラルフローレン」とは、1967年に設立されたアメリカ発のブランドのことです。

マンハッタンとは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市の区の一つです。

 

ん?

んん?

 

ラ、ラルフローレン?そんなもの買ってないんだけど…

しかもマンハッタンて何?青島で作ったって言ってたけど…

 

RRLは、革ジャンを作っています。ですが、みちをのモデルは

ネットで見たかぎりないんです。中国限定モデルとか?

 

ますます謎が深まりました。

 

立っている‼︎

エアロ立ちしている‼︎‼︎

 

エアロ立ちとは、エアロレザーという有名な革ジャンメーカーの

革ジャンが—革が硬いからか厚いからか、はたまた鞣し方のせいか—自立する

ことから、革ジャンが自立することを指す言葉です。

 

エアロレザーの革ジャンはもっとシャキッ‼︎と立ちます。

詳しくは「エアロ立ち」と検索していただければ幸いです。

 

革ジャンとは、可愛がりながら共に成長するペットであり、

自分を守ってくれるボディガードであり、

ハードな環境でも一緒にいられる相棒です。

 

なんだかんだ言って、みちをの相棒であるこの革ジャン。

これからも、着て、磨いて、また着ては、磨いて…と、

共に歩んでいこうと思います。

 

長文になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。